<オダギリジョー>結婚は「ところどころ幸せ」? 映画「たみおのしあわせ」公開

7月19日16時35分配信 毎日新聞

オダギリジョーさん、麻生久美子さん主演、岩松了監督という人気ドラマ「時効警察」トリオで製作された映画「たみおのしあわせ」が19日公開され、「シネスイッチ銀座」(東京都中央区)ではオダギリさんらが舞台あいさつした。女性付き合いが苦手なちょっとオタクっぽい民男を演じたオダギリさんは、シャツをズボンに入れるなどやぼったい衣装で「着せられて、出されて、はずかしめられて衣装が決まった」とぼやいていた。

映画は、「できることなら結婚したい」と考える内気な青年・神埼民男(オダギリさん)を「なにがなんでも結婚させたい」と考える父・伸男(原田芳雄さん)は、民男と見合い相手の美女・瞳(麻生さん)との結婚をまとめて一安心していた。神埼家には、伸男の亡き妻の弟で、一旗揚げることを夢見て渡米したはずの透(小林薫さん)がこっそり住んでいて、伸男が密かに交際する宮地(大竹しのぶさん)と出会う。そして、民男と瞳の結婚式の日がやって来る……というホームコメディー。

 オダギリさんと麻生さんは私生活でも昨年末にそれぞれ結婚したばかり。自身の結婚生活について問われたオダギリさんは「分かんないです。これからですね」。麻生さんも「まだよく分からないというのが正直なところです」と話すと、岩松監督が「2人には(結婚生活について)レポートを出してもらうことになってます」とまとめた。原田さんは「何度もするもんじゃないね。十分。もういい」。独身の小林さんは「避けられるんだったら避けた方がいいんじゃないか。なるべく避けたい」と否定的で、オダギリさんは「幸せ」については「(毎日)ところどころ幸せ、ところどころ不幸です」と独自の言い回しで表現した。

 岩松監督は「よく時効警察と同じメンバーじゃないかと言われるけど、映画の方が先にキャスティングが決まっていたんです」と明かした。映画の見どころについて、麻生さんが「日常的な会話をすごく面白く描いた最高傑作です」とPRすると、オダギリさんが「タイトル通り、幸せを模索する内容。とにかく麻生さんの最高傑作です!」と宣言。麻生さんに「私のじゃなく、映画として最高傑作です」と突っ込まれ、名コンビぶりを見せていた。映画はシネスイッチ銀座、新宿バルト9ほかで全国順次公開される。【岡本同世】
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