仲里依紗がダメ親父・宮迫を叱り飛ばす!? - 『純喫茶磯辺』初日舞台挨拶

2008/07/06

仲里依紗、麻生久美子が出演する映画『純喫茶磯辺』が5日、初日を迎え、都内映画館でキャストと監督による舞台挨拶が行われた。

同作は、喫茶店を舞台にしたハートフルコメディー。宮迫博之が、単なる思い込みから喫茶店を始め、諦めかけていた人生を再スタートさせる父親を熱演する。一方、ダメ親父の暴走に呆れながらも、暖かく見守る娘役に、2006年に主人公の吹き替えをつとめたアニメーション『時をかける少女』で注目を浴び、テレビドラマにも活躍の幅を広げ人気急上昇中の仲里依紗を迎える。息がぴったりの2人の掛け合いも見どころの一つだ。

監督の吉田恵輔は、『なま夏』(2006年)がゆうばりファンタスティック映画祭オフシアター部門にてグランプリを受賞。前作『机のなかみ』は個性的な登場人物や巧みな脚本構成力、繊細な演出などが映画ファンを中心に絶大な支持を受ける。本作では小説版も手がけるなど多彩な才能を発揮、次世代を担う監督として注目されている。




仲は「頭で考えず、ボーッと見られる映画です」と冒頭で挨拶。スケジュールが合わずに欠席した宮迫に対しては「ダメですね。メタボですね(笑)」と厳しくコメントすると、メイドのコスプレを楽しんだり、男関係がだらしない素子を演じきった麻生久美子は「本当によくわからない役で、知り合いのヘンな人のクセを全部書き出したりして望みましたが、結局わからなかった(笑)」と苦笑い。他のキャストは「こんな役が僕に用意されていたとは」(和田聰宏)、「120本以上の映画に出演しましたが、ベスト10に入る出来」(ミッキー・カーチス)、「こういう日本映画がもっと作られるべき」(斉藤洋介)などと、それぞれの言葉で作品を絶賛していた。

http://journal.mycom.co.jp/news/2008/07/06/004/
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