麻生久美子:いたずらっ子の「仲間に入りたかった」  映画「僕たちと駐在さんの700日戦争」試写

2008年03月20日 毎日新聞

人気のブログ小説を映画化した「僕たちと駐在さんの700日戦争」(塚本連平監督)の完成披露試写会が19日、東京都内で開かれ、主演の市原隼人さん(21)、駐在さん役の佐々木蔵之介さん(40)ら総勢10人が舞台あいさつをした。駐在さんの妻でマドンナ役の麻生久美子さん(29)は、いたずら合戦をする高校生たちと駐在さんの様子が「すごくうらやましかったです。ずるいくらい仲が良くて、私も(仲間に)入りたかったけれど、距離があって全然入れなかった」と残念がり、いたずら好きな男性には「すごく引かれますね。見ていてほほ笑ましかったです」と話した。

 この映画は、各種のブログ小説ランキングで1位を獲得した同名小説をドラマ「時効警察」(テレビ朝日系)の塚本監督とバラエティー番組「ココリコミラクルタイプ」(フジテレビ系)の脚本家、福田雄一さんらが映像化。79年のある田舎町を舞台に、「ママチャリ」(市原さん)率いる男子高校生グループと駐在さん(佐々木さん)との長期にわた攻防を描いた半分は実話の青春ストーリー。

 舞台あいさつでは、登壇者に用意された椅子に「ブーブークッション」が仕込まれていたり、市原さんのマイクに高くて可愛らしい声になってしまうよう仕掛けがしてあったりと、いたずらが随所に盛り込まれ、映画同様の楽しい雰囲気で進行した。市原さんは「トイレと風呂が共同のところにみんなで泊まって、近くになれてすごく楽しかった」と撮影現場の様子を振り返り、「(撮影が)終わるときに泣いちゃったくらい」だったという。佐々木さんは「(駐在さんは)一緒に遊んでほしいような大人。みんなの熱に引っ張ってもらった」と話した。

 映画は、4月5日から東京・渋谷シネマGAGA!ほか全国で公開予定。【細田尚子】
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